「こんにちは。お元気ですか」2018年
 

2018.10.22-12.23

季節は巡り秋でございます。
8月のお盆が過ぎてから台風が毎週のように来てはひどい仕打ち(?)をして、やっと近頃落ち着きました。気候変動は人の体にも影響を与えています。病気で療養されている方は完全防備の病院にいても外の気候に左右されるものですね。これはほんとに不思議です。
 女優の樹木希林さんが亡くなりましたが、生前はお釈迦様の言葉を胸に暮らしていらしたそうです。
『お釈迦様の弟子でダイバダッタ(提婆達多)という人がいます。でも、この人がお釈迦様の邪魔ばかりする。最終的にはお釈迦様の命さえ狙ったりする。お釈迦さんも相当悩んだらしいのですが、ある日「ダイバダッタは自分が悟りを得るために難を与えてくれる存在なんだ」と悟るんです』と。
 彼女にとっては癌も夫・内田裕也氏も自分に与えられたダイバダッタなのだと。
 人生は難の方が多いですね。それを何とかしてやろうと力を入れるのではなく、選ばないで受け止める事かと。時には自分自身も誰かのダイバダッタかもしれないのだから「お互い様」「おかげさまで」と自覚していたいものですね。 
                                   H30.10.10 ヒロコ記

 

2018.0820-10.21

 今日は8月16日(木)です。明日から涼しくなるそうです。
朝も20℃以下になるとか…なんでも急なので「どうした天気?」って言いたくなります。
35℃以上になっていた時は蚊も動けず死んでしまうらしいのですが、
温度が下がると動き始めるようなので今日から注意が必要ですね。
 私の住む多摩センターではセミも秋の虫もトンボも、今この時期に見ることができます。
我が家はマンションの7階です。窓を開け、網戸にして寝てましたら今朝方6時頃に
小鳥の声で目が覚めました。
此処はどこ?避暑地? 軽井沢? 清里?(ちょっと言い過ぎ)ありがたく幸福です。
 私事ですが4か月入院していた96歳の母が元気に家へ戻ってきました!
また第三の人生が始まります。楽しそうです。周りの人を幸福にしています。
そこに居るだけで!いつまでも見習うことの多い母でございます。皆様、ご家族様をお大切に。

                                   H30.8.16 ヒロコ記

2018.0618-0819

梅雨に入りました。
今年はお花もいろいろな花が早く咲きますね。
温暖化の流れでしょうか。
住まいのマンションの前の棟の八階にツバメが巣を作っています。外廊下に作っているらしく出たり入ったりが忙しい。今年は時折、七階の我が家のベランダの物干しに止まって部屋の方を向いてピーピー鳴いています。
巣づくりに必要なものを探しに来たのでしょうか。私はそっと気づかれないように物陰から見ています(怪しい!?)下から除くので、ツバメの真っ白なお腹と燕尾服のような(ん?表現が変??)真っ黒な羽が素敵です。来年もこんな素敵な光景を見させてねぇ~ツバメさん!! 平成最後のツバメさ~ん!!

                                    H30.6.12 ヒロコ記

 

2018.0416-0617

桜咲きました。そしてもう散りました。
しかももう緑が生い茂っています。今年は本当に激しい気象ですね。1000年に一度というくらい荒れる気象らしいです。
 そんな昔々、ミツバチは3000万年前にすでに存在していたと考えられています。激しい気象の中も生き延び命をつないできているのですね。古いということも大きな意味のあるものです。
 解剖学者の養老孟子さんが産経新聞の「さかさま人間学」の中で「古い!この字を見ると、ああ、俺のことだなと思うようになりました。もう80歳ですからね。はじめは新品だったはずだと思うんですけど、古くなりましたねえ。どうせのことならどこまで古くなるのか頑張ってみますか」と。
 古い人たちが増えていきます。動きがゆっくりな社会になるんだと思います。それは新品の人たちにも良いことなのではと思います。じっくりと腰を据えて思いやりの心を養える気がいたしますが…。中古の私はミツバチさんのローヤルゼリーで細胞を増やし、筋肉を養ってお役に立てるように「つなぎ(ヨーガ)」になります! 
                                   H30.4.10 ヒロコ記

 

2018.0212-.0415

久しぶりに大雪でした。
あっという間に道も線路も木々も屋根も真っ白に染めてゆきました。
ひと通り染め尽くすとあとはまた「しんしん」と降りそそいでいました。
雪が降っている時の情景は車の音も少なく、いろいろな音をシャットアウトしてしまい、なんとなく異空間へ連れて行かれたようで好きです。
 
そんな自然の流れの中で自分を置き、身を委ねるような情緒を育む社会はちょっと遠くなってしまったのでしょうか。社会生活の中で心も身体も壊れていく大人が多いことに悲しくなります。
人それぞれご自分の色があるのにそれを思う存分発揮できない。
仕事も上手くやらなければ、人付き合いも上手くやらねばと思っているうちに心も身体も壊れてしまっているのでしょうか。

「働き方改革!」もけっこうですが、人が人であるように、職場に於いても家庭に於いても良い方向へ向かうようお願いしたいものです。そして…人生は…「諸行無常」なのだから…
                                    H30.2.5 ヒロコ記  

 

2017.1211-2018.0211

メタセコイアの樹が真っ茶色に染まってきました。
また季節が巡っていきます。

私の住んでる多摩センターにはメタセコイアの並木道があります。それはそれは見事で「中(ちゅう)くらいの幸せ」を感じます。

一年が経つのは早いものですね。来年はいよいよ私も大台の年齢に乗ります。望んでもいないのに向こうから高齢、老人、シニアという文字が見え隠れしてきます。
仏教哲学者のひろさちや氏は、こう言っています。「老いることが不幸なのではない。幸福な老人と不幸な老人がいるのだ。老いを嘆くだけの人は不幸な老人となり、年を重ねることから多くを学べる人は幸福な老人なのです」と。

その人の心の持ち方で宝となったり災難となるのですね。病気も同じかもしれませんね。
さて、私はこれからも道端の珍しい花を見つけて喜んだり、音楽を聴きながらお気に入りのコーヒーを飲んだり、といった中くらい(ちゅうくらい)の幸せを宝にしていきたいと思います。これは中庸を説くヨーガ哲学でもあります。

今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

                                    H29.11.30 ヒロコ記